ユニバーサルスタジオジャパンはなぜ転売チケットを判別することができるのか?
転売ヤーから購入したチケットで入園できなかったケースはあるのか?
USJのチケット・エクスプレスパスの転売や公式の対応に関する疑問について回答いたします。
USJの転売に関する見解
ユニバーサルスタジオジャパンは転売されたチケットやエクスプレスパスに関して、QRコードを無効化することを発表しています。
また転売者から購入し、無効化されてしまったチケット類に関して返金対応はしないことを明言しています。
転売されたチケットのQRコード無効化について|ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
転売チケットを無効化した実例
ユニバーサルスタジオジャパンは2015年11月からオークションサイトなどで転売されているチケットの無効化を開始し、4000枚ものチケットを無効化したことを発表しました。
この4000枚ものチケット無効化で、判明しているだけで16組の来場者が入園できなかったそうです。
なぜ転売チケットを見抜けるのか?
メルカリやヤフオクで転売されているチケットはQRコードが黒塗りされているから、転売チケットのQRコードを無効化するのは無理ではないか?
上記の疑問を持った方は多いかと思います。ユニバーサルスタジオジャパンは転売チケットの特定方法に関して発表していません。
下記は筆者の考察となっているので、参考程度にお読みください。
転売チケットの特定方法(筆者の考察①)
ヤフオクやメルカリでチケットを大量出品しているアカウントの情報をUSJ側が譲受、USJアカウントと突合を行う。
アカウント情報やチケットの購入履歴が一致した場合に、そのUSJアカウントが購入したチケットのQRコードを無効化する。
ただこの考察は個人情報の受け渡しが必須となっているため、個人情報提供側のコンプライアンス違反となってしまいます。
転売チケットの特定方法(筆者の考察②)
複数日のチケットを購入している人をピックアップし、メルカリやヤフオクなどで販売されているチケットの日付とマッチをかける。
ある程度の一致確認が取れたアカウントのQRコードを無効化する。
USJは年間3日以上来園する方は複数日のチケットを購入するよりも年間パスを購入したほうがお得です。故に3日以上のチケットを購入している方は怪しいとなるわけです。
これを「未来日の超混雑日チケットを10日分購入済み」といった具合に条件を加えると、さらに怪しいアカウントが絞れるわけです。後は転売サイトの販売日付を調べることでかなりの精度でアカウントを特定することができるはずです。
転売チケットの特定方法(筆者の考察③)
メルカリやヤフオクで大量転売しているアカウントから1枚チケットを購入し、購入したチケットのQRコードからUSJアカウントを特定。
特定後にUSJアカウントのQRコードを無効化する。
転売ヤーに少なからずお金が入ってしまうことと、複数のUSJアカウントで購入されたチケットをメルカリの1アカウントで販売されていた場合は無駄骨となってしまうため、この特定方法もなさそうです。
個人の単体出品を無効にするのは不可能?
メルカリなどには「急用で行けなくなってしまったので」といった理由で販売されている(転売目的でない)チケットもあります。貸切チケットなどが多いです。
このような個人の単発出品チケットのQRコードを無効化するのは不可能ではないかと筆者は考えています。同一アカウントからの大量出品だったり、考察②のように複数日販売でない限りは特定は難しいはずです。
ただ無効化されているリスクもないわけではないため、転売チケットの購入は少額の節約に伴わないリスクだと筆者は考えます。
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