カリフォルニアディズニーに五人家族で旅行をした場合、どれくらいの費用がかかるのか?
この記事ではカリフォルニアディズニー旅行の予算を組む上での必要な情報や海外旅行初心者が陥りやすい注意点をお伝えします。
カリフォルニア旅行の予算を組む上での基礎知識
カリフォルニアディズニーへ旅行をする場合、必ず掛かる経費が下記になります。
自宅から出発空港までの移動費
飛行機代※
空港からホテルまでの移動費
ホテル料金※
カリフォルニアディズニーのチケット※
食費
※シーズンや曜日によって価格が変動
そして場合によっては必要となる経費(節約しようと思えば節約可能)が下記になります。
ライトニングレーン代※1
フォトパス代※2
お土産代
※1 ライトニングレーンは有料のアトラクション優先搭乗サービスになります。
※2 フォトパスはパーク内の撮影スポットで記録された写真や動画を有料でダウンロードできるサービスになります。
予算シミュレート
カリフォルニアディズニーは大きく分けて2つのパーク(ディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャー)があるため、4泊6日(パークで遊べるのは3日)以上は旅行スケジュールとして必要です。
今回は5人家族の4泊6日のカリフォルニアディズニー旅行を様々なパターンでシミュレーションしてみました。シミュレーション条件は下記になります。
家族構成:大人2名 小学生1名
パークに行くのは3日
食費合計(6日5人)は18万円(6,000円×5人×6日)を想定
※カリフォルニアの物価は異常に高いので、節約メニューを食べても1日40$(6,000円)はかかります。
繁忙期に4泊6日
【JALパックのツアーを利用した場合】
ツアー費:400万円(80万/1人)
チケット代:30万(6万/1人)
食費:18万
合計:448万
※JALパックは空港からの移動費込みになります。
【個人手配の場合】
飛行機代:200万(40万/1人)
空港⇔ホテル:6万円(1.2万円/1人)
チケット代:30万(6万/1人)
食費:18万
ホテル料金:40万
合計:294万
個人手配は約150万円お得!!
春休み、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始といった超繁忙期は航空券が非常に高くなります。
特に春休み(3月)と夏休み(7~8月)と年末年始は、アメリカの学生も長期休みなのでチケットが高く、超混雑が予想されます。
繁忙期に4泊6日
【JALパックのツアーを利用した場合】
ツアー費:350万円(70万/1人)
チケット代:25万(5万/1人)
食費:18万
合計:393万
※JALパックは空港からの移動費込みになります。
【個人手配の場合】
飛行機代:150万(30万/1人)
空港⇔ホテル:6万円(1.2万円/1人)
チケット代:25万(5万/1人)
食費:18万
ホテル料金:30万
合計:229万
個人手配は約160万円お得!!
4月(イースターを除く)、6月、1月、2月といった閑散期だと、繁忙期よりも約50万円ほど旅費は安くなります。
予算シミュレートに考慮すべき費用
上記のシミュレートはどの家族も平等にかかる経費であり、プラスアルファで下記の費用が掛かることを考慮する必要があります。
空港までの移動費
→ガソリン代、高速料金、駐車場代
→電車代
一人20万円でいける話は本当?
カリフォルニアディズニーへは最安20万円/1人でいけるという話がありますが…これは情報が古かったり、円安が考慮されていなかったり、経費に漏れがあります。
実際、格安でカリフォルニアへ行く条件は下記になりますが…旅行難易度は「超高」になります。
【格安でカリフォルニアへ行く条件】
・超閑散期(平日を含む)
・LCCを利用
LCCを利用することで航空券を安く済ませることができますが、以下のデメリットを受け入れる必要があります。
・遅延や欠航はよく起こる
・座席モニターがない
・座席間隔が狭い
・機内食は別料金
アメリカやカナダの空港で乗り換え必須のカリフォルニア旅行では飛行機の遅延は致命的なトラブルになります。
節約目的のLCCを活用したカリフォルニア旅行は海外旅行初心者にはオススメできません。
カリフォルニア旅行は一生に一度の贅沢という方も沢山いるかと思います。値段は高くなりますが、安心してウォルトディズニーワールドを楽しむことができるツアーを筆者はオススメします。